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飯島町副町長に箕浦税夫氏を選任

山田副町長退任あいさつ

飯島町副町長に箕浦税夫氏を選任

 飯島町の高坂町長は12日、任期満了に伴う副町長に、箕浦税夫氏(59)=飯島=を選任し、議会本会議で全会一致で同意された。
 現副町長の山田敏明氏が任期満了で勇退するためで、高坂町長の提案説明に先立ち、山田副町長が「熱い合併論議を経て、自立の道を選択し、極めて厳しい財政運営を迫られる中で、行政と住民の距離が縮まったことは意義深かった。行政の一端を担い、十分とは言えないまでも、職責を全うでき、無事退任の日を迎えられたのは、町長さんをはじめ、議員のみなさん、職員に支えられたたまもの。若い有能な人材に後を託し、さわやかな気持ちで退任できる。市井の1町民として、町の限りない発展を祈っている」と、別れの言葉を述べた。
 また、新たに副町長に選任された箕浦氏は「40年余の職員経験を生かし、微力ではあるが、一意専心の気概を持ち重責を果たしたい。山積する行政の諸課題に対し、職員の先頭に立ち、自立し持続可能な町づくりに精いっぱい取り組みたい」とあいさつした。
 議会を代表し、織田議長が山田副町長の輝かしい経歴や業績を紹介し「その時々の懸案、課題に卓越した行政手腕を発揮し、町の発展に尽力した。職員や町民に信頼され、公務員として範をたれた。温厚な人柄は誰からも親しまれた。長い間、ご苦労様でした」と送別と労いの言葉を贈った。
 箕浦氏は1948年飯島町飯島生まれ、赤穂高校卒業後、66年7月飯島町役場に奉職。教育委員会社会教育課長、住民税務課長、企画財政課長、総務課長などを歴任し、07年3月、役場を退職した。

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