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2611/(火)

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伊那市地震総合防災訓練

ケーブルで様子を生中継

 伊那市は、市役所で地震総合防災訓練(本部訓練)をした。市職員約150人が参加。東海地震注意情報発表時点から災害発生の初期段階までの訓練を、実際の場面を想定しながらそれぞれの役割をこなし、問題点や解決法を考えるロールプレーイング方式で取り組んだ。
 訓練は、震度6弱で、土砂崩れや家屋の倒壊などの被害があったと想定。
 今回は、新たに避難所開設マニュアル(案)に沿い、市職員が市役所から備蓄倉庫に寄り、毛布や食料などを持って避難所の新山小学校まで出向いた。
 また、災害情報を市民に知らせる手段の一つとして、ケーブルテレビで生中継。庁舎内に設けた災害対策本部で、各部長が災害状況を報告する様子などを流した。
 終了後、小坂市長は「訓練の反省点を各部署で点検し、災害の備えをしてほしい」と呼びかけた。
 近く庁議を開き、各部での反省を出し合い、市職員行動マニュアルなどに生かしていく。

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