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信大農学部のヤマブドウワイン、18日から販売開始

信大農学部のヤマブドウワイン、18日から販売開始

 南箕輪村の信州大学農学部は18日から、学生らが教育実習の一環として生産しているヤマブドウから醸造した「やまぶどうワイン」の販売を開始する=写真。
 学部独自のヤマブドウワインを販売するのは3年目。販売数量が限られていることもあり、過去2年は2日間で完売してしまうほど人気だった。
 ヤマブドウは食料生産科学科の2年生が毎年育てており、今年はブドウの質を高めるため、適正摘房に努めた。そのため、収量は昨年より少ない約830キロとなったが、一般的な巨峰の糖度、22度を上回る糖度の乗ったヤマブドウが実った。醸造数量は昨年より少ないが、一般販売分は例年同じ800本ほどを確保できた。
 ヤマブドウの管理に当たってきた同学部の技術専門職員、城倉友幸さん(58)は「渋みが少なく、気持ち酸味のあるワイン。これまで生産してきたワインの中でも期待できる」と自信を見せる。
 当日は同学部構内にある生産品販売所で午後2時から販売を開始する。価格は1本720ミリリットルで2500円(一人限定一本)。また、同日からリンゴジュースも販売する。価格は1本450円。
 問い合わせは信州大学農学部附属施設係(TEL77・1318)へ。

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