スピードスケート県高校総体 上農小林初優勝
スピードスケートの県高校総合体育大会は14、15日、松本市の浅間温泉国際スケートセンターで男女11種目が行われ、男子5千メートル、同1万メートルは小林成光(上伊那農)が初優勝した。このほか上伊那勢は、武井博史(上伊那農)が千メートルで2位、1500メートルで3位だった。
小林は初日の1万メートルで自己ベスト記録を約29秒縮める14分51秒13を記録するなど、今シーズンに向けた練習成果を結果に出し、笑顔を見せた。しかし、カーブでのスケーティングにまだ課題があるとし、「みんなで励まし合いながら頂点を目指したい」とインターハイを見据えた。
昨年のインターハイ1500メートル覇者の武井は調整不足により力を発揮できなかった。それでも最終日の千メートルは「今シーズン一番のスタートダッシュだった」と手答えを感じた様子。「あとは自分の滑りをどこまで取り戻せるか」と巻き返しを誓った。
各種目上位16人(リレーは上位8チーム)がインターハイ(来年1月21縲・4日・山梨県)の出場権を獲得。大会結果(上伊那関係分)は次の通り。
【男子】
▼500メートル (1)小林拓斗(岡谷南)1分16秒42(1回目(1)38秒11、2回目(1)38秒31)、唐沢郁弥(上伊那農)=失格▼千メートル (1)原宏彰(佐久長聖)1分15秒43(2)武井博史(上伊那農)1分15秒86(13)唐沢郁弥(上伊那農)1分31秒94▼1500メートル (1)原宏彰(佐久長聖)1分59秒49(3)武井博史(上伊那農)2分0秒82▼5千メートル (1)小林成光(上伊那農)7分12秒23(13)唐沢俊樹(箕輪工)8分41秒19▼1万メートル (1)小林成光(上伊那農)14分51秒13(7)唐沢俊樹(箕輪工)18分30秒2