【記者室】学力テストの傾向公表へ
文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生を対象に今年行った全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果について駒ケ根市教育委員会は「点数の発表はしないが、全体的な傾向については公表したい」としている▼各小中学校の代表者らで構成する委員会を立ち上げ、傾向の分析に向けて結果をまとめているところで、公表の内容や時期は未定という。すでに発表済みの県の結果は「全国平均より高い」だったが、駒ケ根はどうなのか、知りたい人は多いはずだ▼だが興味本位に見るべきではない。よそと比べて高い、低いと一喜一憂するのではなく、長期的な観点から今後の児童、生徒の教育に生かしていく姿勢が大切だ。(白鳥文男)