伊那市の交通死亡事故 再発防止検討
伊那市西箕輪の伊那西部広域農道で、12月上旬に発生した交通死亡事故の再発防止検討会が18日、現地と西箕輪支所であった。市や伊那署、市交通安全協会連合会、地元区長ら25人が集まり、悲惨な事故を二度と起こさないための対策について話し合った。
同署によると、事故は7日午後9時ごろに発生した。市内在住の男性(27)が運転する軽4乗用車が中央線をはみ出し、対向車線を進行していた大型貨物車と衝突。この事故で軽自動車を運転していた男性が死亡した。
再発防止検討会では、事故が発生したことを周知し、再発防止に向けて啓発することを提案。西箕輪地区全戸に緊急速報のチラシを配布したり、有線放送などで市民に呼びかけたりする方法が上がった。
また、事故が発生した場所は「直線道路なのでスピードが出やすい」との地元住民からの意見もあり、速度規制の道路標識を目立つ場所に取り付ける、夜間の事故防止のため街路照明を設置する竏窒ネどの対策も上がった。
交通事故の再発防止について検討する出席者たち(西箕輪支所)