駒ケ根市消防団旗授与式
1984年からの使用で団旗の傷みや色落ちなどが目立ってきたことから駒ケ根市は約70万円で市消防団(小平佳司団長)の団旗と旗棒、ベルトなど一式を新調。19日、中原正純市長が小平団長に真新しい団旗を授与した=写真。団旗はこれまでの物より二回りほど大きい縦80センチ、横1メートル17センチ。正絹つづれ地の生地に、団マークと団名が金銀糸により総手刺しゅうされている。棒は本樫製で青貝ちらしの七宝塗り。小平団長は「団旗は団員の魂が入った団の象徴。これを契機に今まで以上に心を一つにし、市民の生命、身体、財産を守るべく一致団結していきたい」と礼を述べた。
団旗の新調はこれまでもたびたび検討されてきたが、費用の問題などから実現に至らなかった。自治体消防が今年60周年の節目を迎えることから23年ぶりの更新となった。
団旗は1月6日の出初め式で一般市民に初披露される。