税滞納者の通告書は赤色封筒に
宮田村は税金の滞納整理対策として、滞納者に送付する通告書の封筒を通常の茶色から赤色に変更した。見た目にも目立つ色を採用した背景には、通告書すら開封しない滞納者が存在することもあげられ、税務係は「警告の意味合いも強い赤色の封筒で、収納につなげたい」と話している。
同係によると県内では箕輪町、東御市に先進事例があり、それを手本に赤色を採用。12月から導入し、19日までに滞納者全員に送付を終えた。
滞納者以外が対象となる通常の納税通知書などの封筒は、茶色で今までと変わらない。
村は同じく滞納整理対策として、自動車の差し押さえに使うタイヤロック装置も導入。
昨年度は滞納による預貯金の差し押さえ件数が36件にものぼっており、警告のインパクトも与えながら収納改善を図っていきたい考えだ。