農業経営研修会
農業についての知識を深めようと駒ケ根市営農センター、市認定農業者の会、駒ケ根オーガニック会議は22日、農業関係者を対象にした農業経営研修会を駒ケ根市下平の農村環境改善センター一心館で開いた。午前の部の「マーケティング」、午後の部の「有機栽培」の講義にそれぞれ約40人が集まり、専門的な切り口からの農業の話に耳を傾けた。
有機栽培の講義ではジャパンバイオファーム(伊那市)代表取締役の小祝政明さんが有機栽培の基礎と実際について分かりやすく説明した=写真。小祝さんは「有機栽培には多くの誤解がある。理解が不十分だと失敗するが、うまくやりさえすれば味も良く、収量も上がる」として、正しい土つくりの理論と方法を話した。聴講者はメモを取りながら、真剣な表情で講義に聴き入っていた。
マーケティングの講義はジャパン・アグリカルチュア・マーケティング&マネージメント取締役の鈴木肇さんが発想と行動の転換などについて話した。