ソフト成年男子が国体全国大会へ
KOA主体の長野県選抜
第26回北信越国体ソフトボール成年男子で長野県が優勝し、2年ぶり10回目の本国体出場を決めた。2日、飯沼厚志監督ら4人が優勝旗を持って伊那市役所を訪れ、小坂市長に報告した。
長野県は、実業団のKOA(伊那市)を主体とした選抜チーム。チームワークがよく、投・打・守のバランスがいいのが特徴で、北信越大会までに完成度の高いチームに仕上がったという。
北信越大会(5チーム出場)=8月27窶・8日、富山県=は、ライバルである福井県と初戦で当たり、7窶・で破った。決勝は新潟県と対戦。3窶・で勝ち、6年ぶり6回目の優勝を決めた。点差は開いているが、流れが一気に変わるような試合で、気が抜けなかったそうだ。
来庁した飯沼監督は「(世界選手権に出るチームもあり)厳しい大会になるが、1戦ずつ勝つことを目標にしたい。緊張せず、一人ひとりが通常通り、きちっとこなせばいい試合になるのではないか」と話した。
ピッチャーの宮下雅志さんは「レベルの高い大会。挑戦者の意識を持ち、勝ちにいく試合をしたい」と決意を述べた。
小坂市長は「『ソフトボールのまち』ということで、優勝はうれしい」と喜び、選手らとがっちり握手し、国体での健闘を祈った。
国体は10月23窶・6日、岡山県で開かれる。北信越からは上位2チームが出場する。