伊那市の交通死亡事故 再発防止検討会
伊那市美篶の市道で発生した交通死亡事故の再発防止検討会が26日、現地などであった。市や伊那署、市交通安全協会連合会、市交通安全指導員、地元区長ら約30人が集まり、悲惨な事故を再発させないための対策について協議した。
同署によると、15日午後6時ごろ、国道361号方面から手良方面に向け、街灯のない直進道路を進行中の普通乗用車が道路左側を歩行していた女性(80)を後方からはねた。この事故で女性が死亡した。
美篶支所であった検討会では、再発防止のため、道路両側に50センチずつの外測線を設ける竏窒ネどの提案があった。このほか、昨年、地元の安協が地域の65歳以上の高齢者に対して配布した「反射リストバンド」の活用を住民に対し、呼びかけていくことを確認した。
交通死亡事故の現地診断を行う参加者(伊那市美篶)