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太陽光や小水力など導入プランを検討

町新エネルギービジョン策定委員会

 第3回飯島町地域新エネルギービジョン策定委員会(委員長・小池政雄信大農学部教授)が25日、役場であった。地域概況や町民意識調査、エネルギー消費量、エネルギーの期待可採量調査を踏まえ、ビジョンの中心となる方向性と、具体的な導入プランを検討した=写真。
 ビジョンの方向性は、目標に「自然環境や生活空間を大切にするまちづくり」を掲げ、基本方針は▽まちづくりに活かす新エネルギーの利活用▽自然エネルギーの導入▽協働作業による新エネルギーの普及▽省エネルギーの推進▽児童・生徒への普及啓発-とし、導入プランは(1)飯島町に適した新エネルギーの利用(ハード事業)、太陽光、小水力、バイオマス、クリーンエネルギー自動車の普及(2)みんなで取り組む新エネルギー(協働事業)町民共同発電所建設、廃食用油の再利用(3)省エネ推進と児童・生徒への環境教育(ソフト事業)-など。
 また、具体的に▽公共施設に太陽光発電システムの導入(導入候補場所・役場、文化館、小学校)▽公共施設にソーラーシステム導入(同・給食センター、保育園)▽ハイブリッド型街路灯の設置▽ミニ電力発電所の設置(飯島区新井用水路で検討中)▽小・中学校へペレットストーブ導入▽施設園芸ハウス補助用暖房薪温風機▽クリーンエネルギー自動車の導入(ハイブリッド車、電気自動車など)-などを盛り込んだ。
 次回(来年1月28日)は推進体制、役割分担などを検討し、報告書にまとめ、答申する予定。

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