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昭和病院仕事始め式

昭和病院仕事始め式

 駒ケ根市の伊南行政組合昭和伊南総合病院(千葉茂俊院長)は4日、年頭に当たっての仕事始め式を行った。職員約50人が出席し、中原正純組合長と千葉院長の式辞を聞いた。中原組合長は「昨年は経営改革と医師確保などに前向きに取り組んできた。今年は地域住民の期待に応え、明るい将来展望が見出せるようにしなければならない。院長を中心に厳しい状況を乗り越えられるよう頑張ってほしい」と激励した。
 千葉院長は「産科の休止が各地で相次いでいる。何とかこの流れを止めなければならない。国も少しは動き始めたが、病院としては、基本に帰って自分たちがやれる範囲でできることをやるしかない。笑顔とコミュニケーションを忘れずに精いっぱい頑張ろう」と呼び掛けた=写真。
 産科休止や経営の悪化など、かつてないほどの厳しい状況に職員らの顔も曇りがち。一様に固い表情で式辞に耳を傾けていた。

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