旧井澤住宅でサンドブラスト教室作品展
涼しげな作品に来場者は「夏にピッタリ」
伊那市を中心としたメンバーでつくる、サンドブラスト教室「うらら会」の作品展は18日まで、市内西町の酒屋旧井澤家住宅で開いている=写真。色とりどりのグラスや花入れ、ランプなど約50点を出展。「素晴らしい。夏にピッタリ」と、来場客もガラスの涼しげな見た目に、心をいやしている。期間中は入館料無料。<br> サンドブラストは砂をエアコンプレッサーで作った圧搾(あっさく)空気で、色を溶着したガラスの表面に吹き付けて彫刻する技法。講師の春宮千春さんのほか、生徒10人の、草木や、女性の横顔を浮き彫りした作品が並ぶ。<br> 春宮さん(57)=市内荒井=は「アンティークな日本家屋の会場と作品の雰囲気が合っていてよい。ランプの光りや、自然光で図柄が浮き出た感じを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。<br> 午前9時から午後4時50分(最終日は午後4時)まで。