伊那市 親子スキー教室で親子シュプール描く
伊那市教育委員会は5日、同市西春近の中央道伊那スキーリゾートで、小学生と保護者を対象とした恒例のスキー教室を開いた。市内から8家族18人が参加し、積雪70センチのゲレンデで、雪の感触を味わいながら技術習得を目指した。
参加者は昨年と比べて3家族4人の増員。初心者から経験者までをレベルに応じ、2グループに分けて市体育協会スキー部員2人が一人ひとりをじっくりと指導した。初めてスキーを習った児童も、滑り方のコツをつかむと繰り返しシュプールを描いて楽しんだ。
小学校1年生の息子、出海(いずみ)君(7)の影響で受講した同市山寺の井上綾子さんは「スキーをするのは15年ぶりだったが子どもと一緒に滑ることができておもしろかった」。出海君も「楽しかった」と笑顔で話した。
板をハの字にして滑るプルークボーゲンを学ぶ参加した親子ら