警察犬嘱託
警察犬として働く2頭の犬への嘱託書交付式が8日、駒ケ根警察署で行われた。委嘱を受けたのは共にジャーマン・シェパードのペガ・フォン・トーキョウシゲル(8歳、メス)とフローレンス・フォン・ミナトツネイシ(6歳、メス)。ペガ号を連れて警察署を訪れた飼い主で警察犬指導手の田中京子さん=駒ケ根市下平=が県警本部長名の嘱託書を山本修作署長から受け取った=写真。嘱託期間は12月31日までの1年間で、1年ごとに審査を受けて更新される。田中さんは「2頭は少し神経質だが、しっかりした犬。頑張って捜査の役に立ってほしい」と話している。ペガは行方不明者の捜索などに昨年1年間で3回出動している。委嘱を受けるのはペガが6年目、フローレンスは3年目。
警察犬は現在県下で29頭。県警が毎年行う嘱託警察犬審査会を経て嘱託を受け、警戒業務や足跡追求などに活躍している。