地域の輪があすの力に「さくら」が新年会
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は9日、いつも世話になっている地域の人たちやボランティアを招いて新年会を開いた。前身のふれあい喫茶も含め発足6年目を迎えたが、地域の支えや理解に感謝し、さらに絆を深めた。
村の交流施設なごみ家を会場に、約40人を招待。さくらのメンバーが買い出しから下準備までをこなし、心づくしの美味しい寄せ鍋を用意した。
「みなさんのお陰でここまでやって来れた」とメンバーがあいさつ。みんなで乾杯して、歓談しながら鍋をつついた。
さくらは村の精神に関するデイケアサービスだが、地域とふれあいながら交流の輪を着実に広げてきた。
この日も歌ったり、会話したりとにぎやかに時間を過ごし、清水靖夫村長は「さらに大きな輪を広げていって」とエールを送った。