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2511/(月)

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05衆院選 投票まで1週間
各派、必死に票集め

05衆院選 投票まで1週間<br>各派、必死に票集め

 衆院選は11日の投票日まで残り1週間となり、長野5区の三沢好夫(共産)・宮下一郎(自民)・加藤学(民主)の3氏の陣営はいよいよ緊迫感を募らせている。分刻みのスケジュールで遊説を続けるほか、演説会を設定するなどしている。(関連記事3面)
 三沢陣営は、「自民党・民主党のどちらでも真の改革は出来ず、庶民泣かせの政治が続く」として、増税・年金医療・憲法問題を中心に論陣を張り、「確かな野党、共産党の伸張が国政改革のカギと」5区内をくまなく遊説している。党員・支持者の強固な組織が選挙運動に参加しているほか、党青年後援会などの青年層が熱心に活動に参加している姿が目立つ。
 宮下陣営は、「郵政民営化が争点」としながらも、「小さな政府をめざす構造改革全般の推進」を強調。特に「地方の視点からの改革」を訴え、後援会組織の若返りを図りながら着実に票を固めている。4日には安倍晋三党幹事長代行(伊那市民会館、午後3時30分縲・、7日には福田康夫前官房長官(伊那選挙事務所、午後6時から。アイパルいなん午後7時から)を招いた演説会が予定されるなど、党の期待も大きいもようだ。
 加藤陣営は、公示と同時に、上下伊那一斉に行われたポスター張りなどで連合の労組員が活躍。南箕輪村や駒ヶ根市の事務所でも連合関係者が、民主党の支部組織を支えながら、中心になって選挙戦を展開している。公募で選ばれた新人候補ゆえの知名度の低さを挽回するために、「頑張っている人が報われる社会を」などと訴えて宣伝カーを走らせる。8日には箕輪町(箕輪文化センター、午後6時30分より)で演説会を予定する。

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