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箕輪町大出で大文字

箕輪町大出で大文字

 箕輪町大出上村(わでむら)の住民たちは13日、大出コミュニティーセンターの西側の辻に「大文字」を立てた。
 家内安全、無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る伝統行事で、箕輪町では同村と北小河内漆戸で行われている。箕輪町の無形民俗文化財。
 大出上村では柱に、上から梅、竹、松の枝を縛りつけ、枝を巾着で飾った。柱の上部に3本の縄をつけ、「よいしょ」などの声とともに縄を引っ張った。住民たちは立ち上がった「大文字」を見上げ、お神酒で乾杯。「今年は巾着の数が多くて賑やかでいい」とそんな声も聞こえた。
 立てられた「大文字」は20日朝に倒し、飾り付けた巾着を、各自家に持ち帰って玄関に飾る。

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