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駒ヶ根市の飲食店でノロウイルスによる食中毒発生

 県衛生部は16日、駒ヶ根市の飲食店「包丁処 江月」でノロウイルスによる食中毒が発生したことを公表し、同店に対し16日から18日までの間、営業停止を命じた。
 事件を探知したのは今月10日。駒ヶ根市内の医療機関から伊那保健所への連絡があった。患者は同飲食店で食事をした1グループ17人のうち、生カキ、刺身、トンカツなどを食べた20代縲・0代の男女11人。今月8日から9日にかけて嘔吐(おうと)、下痢、発熱などの症状を示し、環境保全研究所による検査の結果、患者の便からノロウイルスが検出された。
 同飲食店では11日から営業を自粛している。また、現在患者は全員快方に向っている。
 本年度、県内におけるノロウイルスによる食中毒の発生状況は8件、336人。
 県では予防方法として▽トイレの後、調理の前、食事の前に石けんで手を十分に洗うこと▽加熱して調理する料理は十分に加熱すること▽まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌すること竏窒ネどを呼びかけている。

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