西箕輪中で熱戦 百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校は17日、全校生徒を対象とした新春恒例の百人一首大会を開いた。体育館に集まった生徒約160人は、学年の枠を超えた5縲・人ずつのグループで札を取り合い、喜びを声に出しながら熱戦を繰り広げた。
大会は、全校を26グループに分けたクラスマッチ形式。各クラスの総合獲得枚数をクラスの人数で割った平均枚数で競い合った。上位3クラスのほか、各グループの最多獲得者を表彰した。
3学期に入ってから国語の授業で取り組んできた百人一首。それぞれの自主練習に励んできた成果が試された。大会は札が少なくなるにつれて激しさは増し、終盤になると各グループで歓喜の声がわいた。
各クラスの実力者を集めた3つある「選抜グループ」の一つでは、1年生の千代(ちしろ)昌吾君が先輩を退け36枚の札を獲得。千代君は「家でけっこう練習した。先輩たちがいて緊張したが、家にいるような感覚で臨んだら勝てた」と笑顔を見せていた。
熱戦を繰り広げた西箕輪中の百人一首大会