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西箕輪公民館の脳イキイキ出前講座で、南京玉すだれなどを楽しむ

西箕輪公民館の脳イキイキ出前講座で、南京玉すだれなどを楽しむ

 伊那市の西箕輪公民館が地区の高齢者を対象として開催している「脳イキイキ出前講座」が17日、西箕輪の大萱公民館であった。地区のお年寄りら約25人が参加。現在伊那市勤労青少年ホームで指導員を務める柘植晃さんが、さまざまな話と「南京玉すだれ」などを披露=写真。集まったお年寄りを楽しませた。
 地区の高齢者が増加する中、寝たきりとなってしまったり介護を必要とするお年寄りを増やさないよう、高齢者同士元気に交流を深めてもらおう竏窒ニ始まった活動で、7年目。毎回地域で活動する講師を迎え、西箕輪地区内にある全分館でさまざまなプログラムを展開。今回の講師には、現在伊那市勤労青少年ホームで指導員を務める傍ら、音楽や芸道など、多彩な活動を展開する柘植晃さんを迎えた。
 阪神淡路大震災から13年目に当たるこの日、柘植さんは当時の現地での様子に触れ「大災害の時、消防も救急もつながらない。その時助けてくれるのは近所の人。今は『自分さえ良ければいい』という人も増えているが、みんなで生きていくにはそうはいかない。年をとったからといって家に引きこもるのではなく、自分にできることは何かを考えて行動してほしい」と語った。
 その後、南京玉すだれやクラリネット演奏を披露。次々にすだれが変化すると、会場には「すごいね」という声とともに拍手があふれた。

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