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三峰川みらい会議 「市民と行政の懇談会」

三峰川みらい会議 「市民と行政の懇談会」

 三峰川みらい会議(織井秀夫代表)は20日、伊那市役所で「第8回市民と行政の懇談会」を開いた。三峰川流域の行政や関係機関などから約80人が出席。出された意見を活動指針に反映するため、「これからの三峰川の未来を考えよう」と題してワークショップ(WS)を繰り広げた。
 三峰川の整備基本計画である「三峰川みらい計画」が策定され10年となり、この計画による具体的な活動が開始され9年が経過。懇談会では、これまでの河川整備や同会議の活動を振り返り、これからの三峰川について意見を交し合った。
 地元の小学生が初めて懇談会に参加。WSは三峰川の環境、利用、治水、源流、桜のテーマに加え、「子どもの目線から見た三峰川の今後」の計6テーマで話し合った。グループごとの発表で、三峰川の堤防沿いの桜並木を管理する美篶小学校の児童からは、魚釣りやスケートがしたい竏窒ネどの提案があった。
 このほか「桜」では、「植樹した桜を管理するためオーナー、アダプト制度を取り入れ愛着を持ってもらう」。「利用」では、「川で遊ぶためには何が危険かを学ぶことも重要。そのために段階的な遊びのトレーニングが必要」との意見も上がった。
 織井代表は「この10年間で市民団体と行政とが協力して活動していくことへ世間の認識が高まってきたと感じる。今後も行政とのパートナーシップで川づくりを進め、みんなの三峰川を次世代につなげていきたい」と話していた。

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