科学遊び教室
駒ケ根市立図書館は19日、科学遊び教室を市総合文化センターで開いた。市内の小中学生約40人が参加し、「電気クラゲ」と「空気砲」作りを通じて科学の面白さを学んだ。
指導に当たったのは東伊那小学校の小川清美校長ら数人の教員。「電気クラゲ」は静電気を帯びた塩化ビニールのパイプを手に持ち、細く裂いた軽いビニールひもの束を電気の反発を利用して空中にふわふわと浮かせるもの。児童らは電気クラゲをできるだけ長く浮かせておこうと、歓声を上げながらパイプを操っていた=写真。
「空気砲」の実験では、穴を開けた段ボール箱を強くたたくと、飛び出した空気の塊が数メートル離れたろうそくの火を消すほどの威力があることを確認。参加者は空気の力の強さを知ろうと、先を争って実験に取り組んだ。児童らは「学校の理科の時間ではやらないことばかりで楽しい」と話していた。