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手良小で「弁当の日」 児童たち手作り持参

手良小で「弁当の日」 児童たち手作り持参

 伊那市の手良小学校の5、6年生約50人が21日、自分で作った弁当を持参し、給食の時間に味わった。同校が初めて取り組む、「食」への関心を高めるための企画。児童たちは弁当作りを通じ、家族への感謝の思いを感じた様子だった。
 植木行雄校長の提案で昨年10月から月1回のペースで始まった「弁当の日」。学校の管理栄養士の早川佳代さんは「これまでの3回で、それぞれが栄養のバランスや味付けに関心を持ち、工夫するようになった」という。
 この日は、おにぎりやサンドイッチ、ソースカツレツ、ナポリタン、ドリアなどの料理がテーブルに並んだ。児童たちは恥ずかしがりながら手作り弁当を互いに見せ合ったり、栄養士のアドバイスに耳を傾けたりしていた。
 チーズ入り卵焼きを作った5年生の宮原すずえさん(10)は「家族にちょっと手伝ってもらったが、中にチーズを入れるのが難しくて何度も失敗してしまった。次は彩りがもっときれいなお弁当を作りたい」と意気込んでいた。
 本年度は3月まで「弁当の日」を予定する。

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