飯島町観光協会のフォトコンテスト
小林紀一さん(飯島町)の「こぶしの花の咲くころ」が、「人・暮らし」の特選は久保田由人さん(伊那市)の「クライマックス」。
飯島町観光協会(会長・高坂町長)は22日、「飯島町の自然」「人と暮らし」の2テーマで募集した07年度フォトコンテストの審査会を役場で開いた。技術審査員の唐木孝治カメラマンや事業企画部会員、事務局ら11人が慎重に審査し「飯島町の自然」の特選には小林紀一さん(飯島町)の「こぶしの花の咲くころ」が、「人・暮らし」の特選は久保田由人さん(伊那市)の「クライマックス」が選ばれた。
コンテストには昨年より5人少ない17人から40点の応募があり、このうち「自然」は15人25点、「人・暮らし」には9人15点があった。
「自然の部」にはコスモス畑やそば畑、与田切公園、しだれ桜と中アなど豊かな飯島の自然を切り取った秀作がずらり。「人・暮らしの部」には、秋祭りの大三国やあんどん市、コスモス祭りなど人々の生活を感じされる力作が並んだ。
▽テーマに沿っているか▽飯島町の風景の特色が出ているか▽四季の変化を上手にとらえているか-などを観点に審査し、各部門ごと特選、準特選、入選を選んだ。
唐木さんは「『こぶしの花の咲くころ」は日常の民家風景の春を的確なアングルでとらえている。特に空に伸びるコブシの花がきれい。『クライマックス』は花火の火の粉が飛び散る様と、祭りの人々の動きをうまくとらえている」と講評した。
表彰式は2月15日午後6時30分から、文化館で行う。
審査結果は次の通り(敬称略)
◇自然▽特選=「こぶしの花咲くころ」小林紀一(飯島町)▽準特選=「花の競演」佐藤信一(松川町)、「与田切に春が」片桐久司(飯島町)▽入選=「春のため池」春日芳人(駒ケ根市)、「早い冬の足音」平沢繁美(飯島町)「晩秋の梨園」久保村由人(伊那市)「水車と中央アルプス」加藤平治(南箕輪村)
◇「人・暮らし」▽特選=「クライマックス」久保村由人(伊那市)▽準特選=「お田植の頃」向山世男(伊那市)、「あんどん市の姉妹」深沢和香子(飯島町)▽入選=「花火だ、まつりだ!」平沢繁美(飯島町)、「花咲く通学路」片桐久司(飯島町)、「かわいい主役」宮沢信(中川村)、「春耕」小林紀一(飯島町)