旧竹村家で防火訓練
第54回文化財防火デーの26日、国の重要文化財に指定されている駒ケ根市の旧竹村家住宅で防火訓練が行われた。住宅そばの土手から出火、強風にあおられて火が住宅に燃え移りそうだ竏窒ニの想定で管理人が消防署に訓練通報。数分後にポンプ車が駆けつけ、ホースをつないで放水した=写真。署員らは「この住宅は木造、わらぶきで火の回りが早い。火を出さないことが何より大切」などと話していた。
文化財防火デーは1949(昭和24)年の火災により奈良・法隆寺の金堂壁画が焼失したことから、貴重な文化財を災害から守ろうと55(昭和30)年、文化庁と消防庁が定めた。