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夏まつり「開催すべき」過半数で継続へ

 宮田村が「みやだ夏まつり」の開催賛否などを問うために村内全戸を対象に実施したアンケート調査で、「開催すべき」が52・3%にのぼり過半数を超えたことが分かった。村産業建設課はこの結果をふまえ28日夜、まつりの継続意向を区長会に報告。一方で開催すべきと回答した半数近くは「方法を見直したうえで」と条件もつけており、同課では従来の日程や内容、運営方法などを白紙から再検討したうえで、開催にむけて準備を進めていく考えだ。
 アンケートは昨年末に村内全戸にアンケート用紙を配布して実施。2658戸中1479件が回答し、回答率は55・6%だった。
 開催すべきとしたなかで、「今まで通りの方法で」と答えたのは26・3%。「方法を見直したうえで」は26%だった。
 「廃止したほうが良い」は38・8%、「分からない」は8・9%だった。
 以前は毎年実施していた夏まつりだが、現在は隔年開催。踊り中心の内容にマンネリ化も指摘され、存廃の是非も毎回議論されてきたが、今年は開催年にあたる。
 アンケートは踊りの内容についても聞き、42・9%が「若い人も参加できるよう踊りを考えるべき」と回答。
 「全体の踊りはやめ、各区、グループでの出し物に変更すると良い」が14・8%で続き、「今まで通りが良い」は12・5%だった。
 村産業建設課はアンケートに寄せられた意見なども考慮し、開催へむけて調整。「みんなが楽しく参加できるまつりにしたい」と話し、区長会でも説明して理解を求めた。

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