議長の小林氏今期限りで引退、宮田村議選に不出馬表明
任期満了に伴う3月の宮田村議選に、2期で議長の小林茂氏(71)=南割区=が出馬しない方針を決め1日、伊那毎日新聞の取材に今期限りでの引退を表明した。同選挙にからみ、不出馬を明らかにした現職は3人目となった。
後援会から慰留されていた小林氏だが「年齢的なことや世代交代を考えて、最後は自分の意思を通させてもらった」と話した。
後継候補については自ら進んで擁立などは行わない考えだが「私が退くことで、新しい人が出やすくなれば」とした。
南割区では複数の新人が噂されるが、具体的な動きにはなっていない。
3月の村議選に向けては、4期の山浦正弘氏(74)=町二区=、3期の片桐敏良氏(71)=中越区=が既に不出馬の意思を表明。
人口が村内で2番目に多い南割区を地盤にした小林氏の不出馬表明により、選挙2カ月をきった現在も模様眺めだった前哨戦にも変化が出始めそうだ。