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伊那小学校 公開学習指導研究会

 伊那市の伊那小学校は2日、公開学習指導研究会を行い、全国から集まった小中学校教員ら約650人が同校の総合学習・活動の授業を参観した。同研究会は29回目。子どもたちが主体となって学習する姿を公開し、参加者たちとともに教育のあり方を探った。
 「自己を見つめ、友人とのかかわりを深めながら、自らを高めていく子ども」をテーマに学習指導の研究を進めている同校。「アイガモと一緒に作った米を食べよう」「伊那市のわき水比べをしよう」など、各クラスの授業を公開した。
 民俗芸能について勉強している6年毅組(和田卓也教諭・30人)は、卒業公演に向けて披露する創作舞踊の練習を体育館で行った。児童たちは、太鼓、獅子舞、舞の3グループに分かれ、それぞれで立てた目標の達成を目指し、意見を出し合いながら取り組んだ。
 太鼓グループの目標は「祭りのようなにぎやかさ、楽しさを出して、みんなの音や動きが合うようにしたい」。互いの演奏を聞き、課題となる部分を指摘し合いながら太鼓のリズムを合わせていった。見学者は、その様子をメモに取るなどして、授業の参考にした。
民俗芸能について学んでいる6年毅組の授業を見学する全国の小中学校の教員ら

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