全国中学生ロボコンで東部中が最高賞を受賞
第8回全国中学生創造ものづくり教育フェアの創造アイデアロボットコンテストC部門(オリジナル競技)=1月26縲・7日、茨城県=で、伊那市の東部中学校3年生2人が最高賞の全日本中学校技術・家庭科研究会長賞を受賞した。1日、市役所を訪れ、小坂市長に結果を報告。「将来、ものづくりの現場で働きたい」と夢を語った。
ロボット「You’re so Guy(予想外)」を製作したのは井口裕吾君(15)=福島、丸山晃生君(15)=美原=。全国大会はビデオ審査で、紙筒を相手の陣地により多く運ぶロボットの性能や県大会の様子をビデオ(2分以内)にまとめ、プレゼンテーションした。
全国から出場した22チームの頂点に立ち、井口君は「自分たちの作ったロボットが評価されてうれしかった。将来はロボットに限らずものづくりの現場で働きたい」、丸山君は「自信半分、不安半分で大会に臨んだが、最高賞を取れて感激。二足歩行のプログラミングを基礎から勉強したい」と喜んだ。
ロボットは▽床に置かれた紙筒を取り込むベルトコンベヤー式のアームを水平に保つ▽アームを素早く上下させる▽後ろ向きでも操縦可能竏窒ネどの特長があり「完成度が高く、知らない人にも分かりやすく見せる能力もあったことが評価されたのではないか」という。
特許庁主催の「ロボットアイデアチャレンジ2007」でも審査員特別賞を受賞し、3月8日に表彰式がある。