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大泉区の「鹿頭祭」

太鼓演奏など準備に熱

 南箕輪村大泉区に伝わる「鹿頭祭」が17日ある。2年に1度の大祭に向け、地域では15日夜も、太鼓や行列の練習が西部地区館で行われた。<br> 約450年前、雨ごいのために始まり、箕輪町木下の南宮神社に鹿を奉納するこの祭りは、現在は天竜川の西と東の地域が1年おきに受持ち、ほら貝や太鼓の音と共に鹿頭をかぶった稚児行列があり、踊りを奉納する。<br> 大泉区では、鹿頭を作り、昔ながらの奏法に戻した太鼓のたたき方なども熱心に練習して準備してきた。<br> 15日は、役員が集まり最後の総練習。行列は、サカキを持つ文化財会長を先頭に、区長、区長代理、ほら貝の奏者、神社総代、太鼓奏者と続く。役員は一つひとつの動きを確認し、実際にほら貝の音や太鼓の音、さらに「ほーい」という掛け声を響かせて練習した。<br> 稚児は大泉から17人、大泉新田から2人の計19人が参加する。当日は、大泉神社など村内3カ所で奉納舞をし、昼ころに箕輪町の南宮神社に鹿頭行列が到着する予定。<br>

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