スピードスケート国体2位の小林君が村長に入賞報告
冬季国体「長野かがやき国体」スピードスケート少年男子1万メートルと5千メートルで2位に入った上伊那農業高校3年の小林成光君(18)が1日、宮田村の清水靖夫村長、新井洋一教育長に入賞報告した。北安曇郡池田町の出身だが、高校の3年間は同村中越区の指導者宅に下宿して練習。・ス第2の故郷・スで実力を培ったことを話し、清水村長らは「親元を離れて根性がある。宮田の誇りだよ」と喜んだ。
多くの選手を輩出する指導者の新谷純夫さん宅に下宿。1月末のインターハイ1万メートルで目標にしていた表彰台(2位)にのぼり、直後の国体でも最後まで優勝を争い活躍した。
「新谷先生の支え、そして(上伊那農で)一緒にやってきた武井博史君の存在が大きい。多くの人に支えられて今の自分があると思う」と、宮田村で過ごした3年間の成長を村長らに披露。
今春から法政大学に進み競技を続けることも報告し「精神面が課題。大学でもっと鍛えてトップの選手に近づきたい」と意欲も語った。
清水村長、新井教育長は「感謝するその気持ちが大切。さらに上を目指して」と激励した。