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宮島酒店で新春朝搾り

 伊那市元町の造り酒屋・宮島酒店で4日、毎年恒例の「立春朝搾り」があった。酒販店関係者などが早朝に集まり、出荷作業をした。
 春の訪れを搾りたての新酒で祝ってもらおうと、立春の朝に搾り上げた新酒を瓶詰めし、その日のうちに消費者に届けるという、蔵元や酒販店などでつくる「日本名門酒会」の加盟店で一斉にするイベント。今年は全国で37社が参加した。
 宮島酒店では約3500本を県内外の店舗に出荷するため、前日から搾り始めた「信濃錦」の新酒を4日の早朝に瓶詰め。出荷作業は酒販店関係者らも協力し、安全祈願や五穀豊穣(ほうじょう)などの願いを込めたラベルを張りつけた。

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