むら夢楽塾2008
農業功労者表彰やむらづくり講演会、パネルディスカッション
いいじまむら夢楽塾2008は3日、飯島文化館で開いた。飯島町営農センターなどでつくる実行委員会主催。約90人が参加、農業功労者表彰やむらづくり講演会、パネルディスカッションなどで、「組織が支える飯島町農業」について意見交換した。
開会で、森谷匡彦実行委員長は「販売競争により色々な食品が輸入されているが、中には危険な環境で生産されている物もあるかも知れない。今こそ、自給率の向上、安全安心の農作物が求められている」と述べ、有意義な塾になるように期待した。
引き続き、農業者功労表彰に移り、町の農業振興に貢献した、那須野明さん(上通り)、道の駅花の里いいじま利用組合(湯沢敏美組合長)、ブレッドいいちゃん(上原弘子代表)、フルーツ工房・ピュア(大嶋徳江代表)の1個人3団体の功績をたたえ、表彰した。
また、いいじま農産(上の原)、三石俊一さん(鳥居原)の07年度農業経営改善計画の認定を報告したほか、新たに26人1団体にエコファーマー認定書が手渡された。
落語家の三遊亭白鳥さんが「農業も人も笑っていきいき」と題して講演し、最後に「組織が支える飯島町の農業」をテーマにパネルディスカッションした。
コーディネーターに井出万仁さん(全国農業改良普及支援協会、専門委員)を迎え、佐藤光吉さん(上伊那地方事務所農政課長)、下島芳幸さん(JA上伊那営農部企画課長)、小林正尚さん(いいじま農産社長)、紫芝勉さん(田切農産)、小林雄一さん(本郷農産)、上原隆佑さん(水緑里七久保社長)がパネラーを務めた。