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高嶺ルビー新そば試食会

タカノが中川・宮田両村関係者を招き

高嶺ルビー新そば試食会

 宮田村のタカノは5日、中川村田島の望岳荘で「高嶺ルビー新そば試食会」を開いた。 中川村の曽我村長、宮田村の清水村長をはじめ、両村関係者や中川赤そばまつり実行委員長ら約80人が招待され、昨年収穫した新そばを石臼挽き、手打ちで味わった。
 高嶺ルビーはまつり会場になった田島の転作田2・5ヘクタールで栽培、初めて約230キロを収穫した。
 試食に先立ち、同社企画室の臼井俊行室長は「昨年の赤そばまつりには1万8千人が来場し、赤いソバの花を楽しんで頂いた。今日はその畑で獲れた新そばをたん能し、そば談義に花を咲かせて」とあいさつ。
 来賓の曽我村長は「赤そばまつりは村の観光イベントの目玉として大きく育ってきた。次回の祭りは一層盛大にやろう」と呼び掛けた。
 この日のメニューはゆで立ての赤そば、赤そば粉を入れたそば豆腐、たれに高嶺ルビーはちみつを用いた五平もちなど。
 瞬く間に1枚平らげて、元県議の小原勇さんは「腰が強く、しっかりした味わい。従来の赤そばとは食感が違う」と満足そう。前原村議会議長は「少し固めで、のどごしにもうひと工夫ほしい」と辛目の批評を。
 そば談義の中で、富永朝和さん(中川赤そば花まつり実行委員長)は「4月から、望岳荘内『いろり』で赤そばの手打ちそばをメニューに加える。現在、そば打ちの研修に派遣している」などの報告もあり、高嶺ルビーにかける関係者の夢は一層膨れ上がった。
 なお、中川村の赤そばの販売は、タカノが通信販売で取り扱っている。

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