第30回「ちゃぐりん」感想文コンクールでJA上伊那あぐりスクールの参加児童が入賞
JAグループ家の光協会が出版している子どもへの食農教育普及などを目的とする月刊誌『ちゃぐりん』が昨年9月に実施した「第30回『ちゃぐりん』感想文コンクール」で、JA上伊那が小学生を対象として開講している「あぐりスクール」の参加児童が6人が入賞し、7日、宮下勝義組合長から表彰状と記念品が伝達された=写真。
JA上伊那では、子どもたちへの食農教育の一環として一昨年から「あぐりスクール」を開講しており、その中の教材として『ちゃぐりん』を用いている。
感想文コンクールは、同誌を読んだ感想を作文にして応募する自由なもの。あぐりスクールでも一昨年からコンクールへの応募をしており、今回は伊那校、駒ケ根校合わせて138人が作文を応募したところ、全国から1963点の作文が集る中、優秀賞(12作品を選出)に駒ヶ根校3組の三ツ井凌君(9)が選ばれたほか、優良賞(50作品を選出)にも5人が入賞する結果となった。
優秀賞となった三ツ井君は「頑張ったので嬉しい」と話していた。
また、同校の校長を務める宮下組合長は「これだけ多くが入賞したのは全国でもないのではないかと思っており、校長としても嬉しく感じている。みなさんはあぐりスクールを昨年12月で卒業したが、地元で作られた農産物を食べ、農業や食べ物の大切さを頭の中に留めておいてほしい」と語った。
入賞者は次のみなさん。
◇優秀賞=三ツ井凌(赤穂3)
◇優良賞=石倉里々花(伊那東2)北原駿(赤穂3)中山梨紗(高遠3)田中彩(伊那北5)牧内ゆうな(伊那東6)