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西箕輪北部保育園でわらべうたと童謡を母親らに伝える

西箕輪北部保育園でわらべうたと童謡を母親らに伝える

 わらべうたを知らないお母さんたちにもわらべうたを知ってもらおう竏窒ニ伊那市の西箕輪北部保育園(塚本晶子園長)で7日、「わらべうたと童謡を楽しむ会」があった。同保育園の保護者約15人が、普段園児らが取り組んでいるわらべ歌遊びを実際に体験。わらべ歌の柔らかな響きを楽しみながら、童心に帰ってわらべ歌遊びを楽しんだ=写真。
 お年寄りから子どもたちへわらべ歌遊びが伝えられる機会も少なくなる中、同園では昨年より、音楽講師で子どもたちにわらべ歌遊びを伝えている大井みゆきさん(47)=南箕輪村神子柴=を迎え、園児らがわらべ歌遊びに取り組んできた。そんな中、今回は母親にもわらべ歌遊びを知ってもらい、家で子どもと一緒に楽しんでもらおうと会を企画。大井さんを講師に迎え、園児らが普段遊んでいるわらべ歌遊びを体験してもらうことにした。
 大井さんは「日本に伝わるわらべ歌には良いものが多い。また、それぞれの遊びにはルールがあり、歌をしっかりと聞いていなければならないため、子どもたちは遊びを通して協調性や静かに聞く姿勢、集中力も身に付けていく」と説明。そして実際にいくつかのわらべ歌遊びを紹介し、保護者らが体験。
 この日参加した清水みどりさん(西箕輪)は「やってみると意外と楽しかった。自分が小さい時にやったことのないものばかりだったが、家でも子どもと一緒にできればいいですね」と話していた。
 大井さんは「わらべ歌遊びは生活の中で生まれたもの。その中には大切なことを学ぶ要素がたくさんある。そのことを保育士や保護者のみなさんにも知ってもらえれば」と話していた。

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