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「ふるさと講座」西箕輪で 人権教育について学ぶ

 伊那市の「まほらいな市民大学」と市公民館運営協議会は9日、西箕輪公民館で人権教育をテーマとした「ふるさと講座」を開いた。市民大学の学生や一般住民ら約120人が参加。市内などに住む外国人らを迎え、「国際化の中で縲恊lと人の心をつなぐ」と題して話した。
 パネリストは中国からの留学生身元引受人の有賀延春さんと信州大学農学部の学生、鄭鵬さん=伊那市=。豪州出身の英会話講師のピーター・マコーマックさん=同市=、元県男女共同参画センター館長の馬場よしこさん=同市=、ミャンマー出身のイ・イーモさん=諏訪市=の5人。
 各パネリストが日本に来て感じたことを紹介。イーモさんは「自分の考えを自由に言えることに驚いた。外国に出てみて、自分の国のよさやわるさが初めて分かった」。鄭さんは「中国、韓国、日本には漢字という共通の文化がある。これを生かしていきたい」などと話した。
 各国での親子、家族の関係については、マコーマックさんが「長女がアフリカ人と結婚したが宗教の違いは関係なかった。親が子どもの幸せを願うということは、世界各国で共通している」と訴えた。

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