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保科正之公大河ドラマ化実現に向け、全国組織立ち上げ

 江戸時代の高遠藩主で、4代将軍家綱の補佐役として幕政を支え、徳川300年の礎を築いた保科正之公(1611縲・2年)の全国組織「大河ドラマをつくる会」の設立総会が12日、東京都であった。正之公生誕400年に当たる2011年を目標に、署名活動を展開することを決めた。会長には、小坂伊那市長が就いた。
 伊那市のドラマをつくる会が中心となって署名活動を展開しているが、NHK大河ドラマ化実現に向けた気運を全国的に盛り上げていく。
 委員は、正之公とかかわりがある長野市若穂、福島県の会津若松市や猪苗代町、長野県、福島県など商工関係者ら50人。
 署名や要請活動を中心に進め、関係地域に組織を広げていく。事務局本部は伊那市観光協会に置く。
 04年から旧高遠町で始まった署名は25万人を突破し、総会終了後、NHKへ出向き、署名を添えてドラマ化を要請した。
 正之公は、3代将軍家光の弟で、高遠藩主・保科正光の養子となり、21歳で高遠藩主を務めた。会津藩の城主などを経て、幼少の家綱の後見役として幕閣を指導し▽江戸の水不足解消のための玉川上水開削▽明暦大火直後の江戸復興▽90歳以上の領民へ1日玄米支給竏窒ネど多大な功績を残した。

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