伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
44/(金)

ニュース

【健康運動指導士 赤羽知道さん】

駒ケ根市北割二区

【健康運動指導士 赤羽知道さん】

 厚生労働省の外郭団体、財団法人「健康・体力づくり事業財団」が認定する健康運動指導士。医学、運動生理学の知識に基づいた安全で効果的な運動プログラムを作成、指導し、駒ケ根市民の健康づくりに尽力している。
 子どものころからスポーツが大好き。小学生の時はスポーツ少年団のソフトボール団に、中学生の時は陸上部に所属した。走り高跳びでは伊南4市町村の大会で1年生の部優勝を果たすなど活躍。高校でも陸上部で三段跳びに打ち込んだが「練習方法が良くなかったのか、ひざや足首をよく故障した。1カ月ぐらい練習できないこともよくあり、どうすればけがを防ぐことができるのか真剣に考えました。テーピングやストレッチの本を買ってきて自分で勉強したりね。その経験が現在につながっています」。
 卒業後、駒ケ根市職員に。当時、駒ケ根市は脳卒中による死亡率が県下17市中で1位だった。市は汚名を返上しようと、運動の重要性を市民に浸透させる取り組みに力を入れ始める。保健衛生課に異動になったのはちょうどそんな時期だった。スポーツや保健分野に詳しく、適任だとして健康運動指導士講習に派遣され、講習と試験を経て資格を取得。健康ウォーキングの定着を図るため、市が開く健康増進教室で講師を務めたのを皮切りに、機会あるごとにさまざまな場で健康運動を指導してきた。
 5年前からは、ケーブルテレビ「エコーシティー駒ケ岳」の番組「貯筋体操講座」にもインストラクターとして出演。貯筋体操を指導する・ス貯筋じゃー・スとして知られている。番組は気軽にできて効果的な筋肉づくりを指導する内容で・ス借筋ダー・ス・スメタボリッカー・スなどの悪役キャラクターも登場して親しみやすい雰囲気。年に2本のペースで制作しているが「もっと多くのバリエーションを見たい」と市民に好評だ。
 「最初のころは緊張のせいで表情も体の動きもぎこちなく、せりふも棒読み。今は慣れて台本なしでできるようになったし、楽しく見てもらおうと、アドリブでギャグを飛ばしたりする余裕もできました」
 番組の運動のメニューは季節や年齢層などを念頭に置きながらすべて自分で考える。
 「健康づくりのための運動というと、スクワット何セットとか腕立て伏せ何回とか、回数を指定してしまいがちだが、本当は個人のレベルに応じてやるもの。同じ回数でも人によってハード過ぎたり楽過ぎたりするので『少し疲れるくらい』『つらくなったらやめる』などの感覚的な言い方を心掛けるようにしています」
 40歳を過ぎても若々しいバランスの取れた体型をうらやましがられるが「特別なトレーニングはしていない」という。
 「昼休みにちょっと体操するとか、徒歩で通勤するとかいう程度。意気込んで運動不足を解消しようとすると気合、ハチマキ、筋肉痛竏窒ニいうくらいで、かえって運動の習慣が身につかない。日常生活の中でこまめに体を動かすことでカロリーは消費できるんです。それがメタボ解消の第一歩でもある。私はこれを・スずくササイズ・スと呼んでいます」
 (白鳥文男)

前のページに戻る 一覧に戻る