南箕輪村国保税率改正
諮問どおりの答申
南箕輪村国民健康保険運営協議会の漆戸智治会長は19日、唐木一直村長から諮問のあった国保税の税率改正について、全体の金額は現行と同額となる諮問どおりとする答申をした。
08年度医療制度改革により国保税に新たに後期高齢者支援金分が賦課されることに伴う改正。
医療分は所得割4・1%、資産割27%、平等割1万4400円、均等割1万3200円。後期高齢者支援金分は所得割1・8%、資産割6%、平等割4600円、均等割6300円。医療分と後期高齢者支援金分を合わせた額はほぼ現行どおり。介護分の変更はない。
税率改正に加え▽国保特別会計の運営上必要に応じ次年度以降も税率改定を検討し、応益・応能の率がなるべく均等に近づくよう図ること▽健診受診率の向上を図る施策を進めると共に健診・保健指導などにより増大傾向にある医療費を下げる対策を一層進めること-の2点も併せて答申した。
唐木村長は、「住民負担を出来る限り上げない方向で全体的には同額の諮問をさせていただいた。諮問どおりの答申をいただきありがたい」と話した。