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宮田村議選現職3人引退の構図で、去就注目の共産現職は出馬へ

 任期満了に伴う宮田村議選は3月25日の告示まで1カ月近くに迫り、新人2人が立候補を表明したほか、現職のなかで去就が注目されていた共産の小田切敏明氏(62)=8期、南割区=は出馬の意向を固めた。これで現職3人が今期限りで引退する構図はほぼ固まり、定数を超えて選挙戦になるか含みも残しながら水面下の動きが慌しくなり始めた。
 引退を表明しているのは4期の山浦正弘氏(74)=町二区=、3期の片桐敏良氏(71)=中越区=、2期の小林茂氏(71)=南割区=の3人。
 世代交代なども意識しながら最終的には立候補を決断した小田切氏を含め、他の現職は再選を目指す動きとなっている。
 新たな候補が名乗りをあげる一つのタイミングが26日の立候補予定者説明会。小林氏の地盤の南割区では候補者擁立に向けた動きが急だが難航している。
 ある関係者は「説明会を意識はしているが、それは一つの通過点として考え、広くとらえないと難しいかもしれない」と話す。
 他の区でも複数の名前が浮上するが、現段階では噂の域を越えていない。
 また共産は、前回選と同じく2人擁立を探ってきたが、小田切氏以外の擁立には至っていない。

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