みそづくり後輩に託し、宮田小6年1組が4年2組と仕込み作業
宮田村宮田小学校6年2組と4年1組は19日、みそづくり体験をした。てづくりのみその良さを見直してもらおうと・ス出前講座・スを始めた村学校給食を育てる会の女性有志でつくる「梅の里味噌研究グループ」が協力。自分たちで栽培した大豆でみその加工を既に経験済みの6年生が、4年生に教えながら交流を深める姿もあり「みそづくりを宮田小に伝統としてつなげられたら」と期待も込めた。
6年2組は5年の時に大豆を栽培してみそに加工。この日は、初めて体験する4年1組の子どもたちと交じって、かつての経験を思い出しながら一緒にてづくりした。
味噌研究グループが朝から煮込んでくれた大豆15キロを電動の機械でつぶし、手で伸ばしてこうじを入れてさらにかき混ぜた。
「簡単につぶせる電動の機械も良いけど、やっぱり人力でつぶす機械のほうが楽しいかも」と6年生。
それでも目を輝かして作業に励む4年生の姿に、自分たちが積んだ経験をだぶらせた。
みそは樽に寝かして今年の11月には出来あがり、給食で全校児童が味わう予定。6年は卒業するが、4年が天地返しなどの管理を受け継いでやっていく。
「大変かもしれないけど、ぼくたちも6年2組のように大豆もつくってみたい」と4年の奥田海聖君や水谷翔平君。
6年の中山翔太君と上條途夢君は「大豆栽培は大変だったけど、できた時にはすごくうれしかった。つなげていってくれたらうれしい」と話した。