活動知ってお互いの刺激に、お話宅Q便とさくらが交流会
宮田村のお話ボランティアグループ「お話宅Q便」は16日、心の病と向きあう村内の当事者らでつくる「さくら」と初めての交流会を村の福祉交流施設なごみ家で開いた。両グループとも各所で読み聞かせや紙芝居上演などをボランティアで行っているが、活動内容を発表しあってお互いの刺激にした。
お話宅Q便は結成10年目を迎え、13人の女性たちが活動。朗読、読み聞かせなど、さまざまな場所にでかけて・スお話・スの楽しさを多くの人に伝えている。
一方でさくらは地域に出て参加する活動の一つとして、紙芝居ボランティアに精力的。村内の福祉施設などで上演している。
交流会には、地域のボランティアやなごみ家の利用者も多数参加。両グループが日ごろ取り組んでいる活動を披露し、言葉やお話の楽しさを一緒に満喫した。
お話宅Q便は落語や「ストーリーテーリング」など新たな分野にも挑戦。さくらは「花さかじいさん」の紙芝居を上演した。
「先輩でもある宅Q便の人たちの前で演じるのはいつもより余計に緊張したが、楽しかった」と、さくらの女性メンバー。
宅Q便の赤羽房子代表は「お互いに知らないことも多かったので、良い交流になった。さくらの皆さんは堂々としていて上手。私たちも頑張らなくちゃ」と話していた。