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シカ肉を使ったジビエ料理 仙流荘メニュー

 伊那市長谷の仙流荘は23日から、地元のシカ肉を使った「鹿のカツフライ」など3品を料理メニューに追加する。個体数調整を進めるニホンジカを食肉として有効活用し、同施設の名物料理として売り出していく考えだ。
 新メニュー3品は「鹿のカツフライ」「鹿のソースカツ丼」「鹿の空揚げ」。シカ肉独特の臭みを消すためカツはワインに浸し、ソバ粉を付けてから揚げ、空揚げはネギやショウガ入りのしょう油ベースのタレに一晩漬けてから調理するなど工夫した。
 「低脂肪、低カロリーのシカ肉はあっさりとしていてヘルシー」と、料理を開発した料理長の高坂章さん(46)。シカ肉料理は年間を通じて販売する予定で、カツフライ900円、ソースカツ丼800円、空揚げ500円。
シカ肉料理3品を開発した料理長の高坂さん

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