三峰川河川内樹木伐採
三峰川みらい会議(織井秀夫代表)は23日、伊那市高遠町下山田、小原の三峰川河川敷左岸に繁茂する河川内樹木を伐採した。三峰川の治水対策、河川環境、景観を取り戻すための活動で3年目。地域住民ら約50人が参加した。
樹木伐採は、地元自治会や国土交通省天竜川上流河川事務所、上伊那森林組合などの協力を得て実施。同左岸の約200メートル間にあるハリエンジュ(ニセアカシア)やヤナギを持参したチェーンソーなどを使って、切り倒していった。
織井代表は「ニセアカシアは外来種で、河川内の植生を変化させてしまう。河川環境を守りながら、流木による洪水を予防するのが目的。きれいな川を取り戻し、その川を未来の子どもたちに受け渡していきたい」と話した。
伐採した木は、地権者が必要とする分以外を参加者が持ち帰った。