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給食レシピの「田舎汁」親子で味わって、公民館もちっこ大会

給食レシピの「田舎汁」親子で味わって、公民館もちっこ大会

 宮田村公民館のもちっこ大会は23日開き、地産地消の学校給食に取り組む関係者が、日ごろ村の子どもたちが親しんでいる給食のレシピでつくった地元産野菜ふんだんの「田舎汁」を約200人の来場者に振る舞った。親子で給食を一緒に食べる貴重な機会となり、一つひとつ野菜の名前を確かめながら味わう姿もみられた。
 この日は参加した子どもたちが昔ながらにきねと臼で餅をつき、親と一緒に会食。
 村内の学校給食に農産物を提供する学校給食を育てる会と村給食調理員が協力し、あったかな田舎汁を用意した。
 宮田小6年2組が大豆から育てつくった仕込みみそを用いて、ニンジン、ダイコン、ゴボウなど計10種類の野菜で栄養満点。
 「なかなか食材のことを考えて料理を食べることはないが、子どもたちが貴重な体験でつくったみそなど、作る人のことを考える機会にもなりました」とある父親。
 給食調理員の石川康恵さんは「食の安全が問われる時代だが、村の給食は生産者の協力で地元のものを地元で食べられる。食を考えるひとつの機会になれば」と話した。

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