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南箕輪村生産森林組合通常総会

 南箕輪村生産森林組合(組合員約1200人、原旭一組合長)は24日、第41回通常総会を村民センターで開き、08年度事業計画を含む6議案を承認した。
 08年度事業計画では、これまで手をつけてこなかった矢ノ南入で境界巡視に着手。木の生育状況なども確認する。また、蔵鹿山、御射山などといった奥地林の増強と育成を図るため、作業道の整備を進めるとともに資本整備、生産基盤整備を進める。
 総会では、06年の7月豪雨で被災した同組合が管理する作業道の復旧が完了したことなどを報告。また、当期の未処理欠損金1千455万円は、次年度の欠損金として繰り越すことになった。
 原組合長は「山の経営が張り合いの悪い仕事であることは依然として変わらないが、国産材需要の高まり、森林税の導入など、昨年辺りから明るい動きもある。いくらか長いトンネルから出る見通しが出てきた気がする」と語り、林業経営の今後に期待を込めた。

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