上伊那出身の音高、音大在学生によるフレッシュコンサートが開催
上伊那出身の音高、音大在学生による「フレッシュコンサート」が24日、伊那市の県伊那文化会館であった。現在県内外の学校で声楽、ピアノ、ホルンを学ぶ19人が、それぞれの演奏を披露。訪れた地元の観客を魅了した=写真。
音楽を志す若手音楽家の発表の場を設けるとともに、地元の人にこうした若者たちのことを知ってもらおう竏窒ニ、演奏する学生の保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開催しているコンサートで、今年は高校2年生から大学4年生までの学生が集まった。
出演者は、それぞれ学校で練習している曲目など一人ひとり披露。現在神奈川県の昭和音楽大学に在学し、この日ホロンを披露した小牧はるかさん(19)=伊那市東春近=は「地元でコンサート演奏するのは初めてだったけど、楽しんで演奏できて良かった。普段自分たちが学校で学んでいることを、地元の人に知ってもらえる唯一の場。今後も、機会があれば参加したい」と話していた。
また、若い芽を育てる会の井口純代会長は「伊那市は音楽が盛んな地域なので、地元の人にも若い音楽家を応援していただければ」と話していた。